中脇健児さんの小屋まわりにハープソロでお邪魔してきました。 京都市立芸術大学作品展の『「わいわい」と「ふり」の習作』。 移り変わる場の空気や時間が、当たり前のような不思議なような、風通しのよさが素敵でした(実際結構な風も吹き抜けて、換気の面でもいい環境でした)。 お送りした曲は、アイルランドの吟遊詩人キャロランの「ミス・マーフィー」や「ザ・クラージズ・ラメンテーション」、イングランドの伝承歌「スカボロー・フェア」など。 お隣の屋台と見た目が似ているハープシクルハープは、普段のサウルハープと弦の間隔や張りが違って、なかなか慣れないのですが、立って弾ける自由さが楽しくて、もっと練習したくなります(伊丹市昆虫館から配信した「オトラクな風景」でも弾いていました。アーカイブはこちら)。 この楽器は音量が小さくて、屋外では音が届きにくいのですが、その分、鳥のさえずりや風の音がいっしょに聞こえるのも楽しいなと弾きながら思いました。 音楽が流れ始めると、それまでそれぞれに過ごしていた人たちが一点に集中して、見覚えのある「イベント」という空気に変わりました。 そのよさとそれによって過ごし方が限定されるつまらなさとがあって、演奏時間が20分と短く1日1回だけなのは絶妙なバランスだなと思いました。 「たこ焼き屋になれる屋さん」で次々焼かれるたこ焼きと、随時淹れ方講座やこだわりの語りが繰り広げられていた珈琲。 訝しげに通りがかった人が提灯を見つけて「ああ、たこ焼き屋さんね」と納得した表情に変わる瞬間を興味深く眺めている私を見かけた人の印象も聞いてみたい気がします。 ちょっとあたってお暇するつもりが、熱いお茶をいただいて、ぽつりぽつりとおしゃべりをして、ついつい長居してしまいました。 作品展は終わりましたが、小屋ではこれからも何か展開がありそうです。 中脇さん、ごいっしょしてくださったみなさん、ありがとうございました! 以上、コメントはみほでした。 - - - ◆今後の予定 ◆販売中!
by andonsha
| 2022-03-13 20:54
| 演奏記録
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