扉を開けたら、いつも音楽と音楽にまつわる時間が流れていた場所。
ライブを聴いて、ライブを作って、いろんな話をして、実際に出かけていけない時も「あの古いビルの4階にある部屋」を思い浮かべたら少し元気が出た、いつもそこにあった場所、アウノウンパーラーで最後の行灯社ライブが終わりました。 ライブの中で、いろいろあれこれお話しようかなとも考えましたが、やっぱり普段の「くらがり編」でお送りしました。 「いろいろあれこれ」はまたお会いした時にでも、よかったらお尋ねください。 長らく月に一度のペースでお客さまをお迎えしていた拠点がなくなることで、これまでと同じ形では活動できなくなりますが、まずはいったん整理して、よりおもしろく、より楽しく続けていく方法を探すことにしました。 これまで、本当にありがとうございました。 最後に、お客さまにお配りしたプログラムを載せます。 ちなみに最初のライブの記録はこちら。 以上、コメントはみほでした。 - - - - - キャロランズ・カップ(Carolan's Cup) Turlough O'Carolan(1670-1738) キャロラン作ではないという説もある。キャロランはアイルランドの伝説的な吟遊詩人。 エレノア・プランケット(Eleanor Plunkett) Turlough O'Carolan アイルランド音楽を聴き始めた頃に様々なCDやライブで聴いた曲。 ふたつの断片(20210807-1、20210327-3) 行灯社 2007年以前にセットになっていた2曲。2022年1月にタイトルがついた。 ベングト・ホーカンソンのショッティス(Schottis efter Bengt Håkansson) スウェーデン伝承曲 スウェーデンのバンドLureのアルバム「Prins I Puttalandet」でおぼえた曲。ショッティスはダンスの種類。 C.G.トマソンのポルスカ(Polska efter Carl Gustaf Thomason(1824-1899)) スウェーデン伝承曲 スウェーデンの国民高等学校Härnösands Folkhögskolaで開講された笛のオンラインコースFolkflöjt Distansにて、2022年2月、Markus Tullbergさんから教わった曲。ポルスカはダンスの種類。 おばあさんの結婚式(Farmors Brudpolska) スウェーデン伝承曲 大森ヒデノリさんの練習会で教わったエルヴダーレンのポルスカ。 水辺とこぎつね(20210327-2、20210327-1) 行灯社 2021年3月「作ったと思われる曲」として登場、11月にそれぞれタイトルが決まり、翌年3月に2曲セットになった。 - - - クイーンズ・マーチ(Morfa'r Frenhines) ウェールズ伝承曲 John Loseberg選曲、Christine Martin、Siobhán Bhreathnach編曲「The Celtic Harp」で知った曲。 Polska 730 soittanut J.G.Hauta-aho Alajärveltä, Polska 728 soittanut J.Josepsson-Klemets / フィンランド伝承曲 2021年9月、Folkflöjt DistansにてMimmi Laaksonenさんから教わった。フィンランドのバンドOttopasuunaがSudenritaというタイトルでアルバムに収録した2つのポルスカ。 あふひのうた / 作詞:岸本まどか 作曲:岸本想太 「あふひ」は「あおい」と読み、葵祭で使われるフタバアオイのこと。2011年に作られた歌。子どもたちが耳で聞いておぼえられるようにお手本の音源が作られ、みほが歌を担当した。 ロング・アンテのセンポルスカ(Senpolska efter Lång-Ante) スウェーデン伝承曲 フルートソロ。2020年9月、Folkflöjt DistansでGöran Månssonさんから教わったハヴェロの曲。 ゆき(20210806-1) 行灯社 ハープソロ。2021年4月に原型が現れ、2022年1月にタイトルがついた。 一万マイル(Ten Thousand Miles) 伝承歌 アイルランドのバンドAltanの「Another Sky」でおぼえた、遠く離れた愛する人を想う歌。 テレンス・マクドナーのための哀歌(Lament for Terence MacDonough) Turlough O'Carolan Donal O'Sullivan著「Carolan: The Life Times and Music of an Irish Harper」で知った曲。 キャプテン・オケーン(Captain O'Kane) Turlough O'Carolan アイリッシュセッションでおぼえた曲。 - - - ドビンの花咲く谷(Dobbin's Flowery Vale) アイルランド伝承曲 Altanの日本編集ベストアルバム「VOICE of ALTAN」でおぼえた曲。元のアルバムは「Harvest Storm」。 - - - - - Ten Thousand Miles (Traditional) Fare you well, my own true love Farewell for a while I am going away but I'll be back If I go ten thousand miles Ten thousand miles, my own true love Ten thousand miles or more And the rocks may melt and the seas may burn If I no more return Oh, don't you see yon lonesome dove Sitting on yon ivy tree She is weeping for her own true love As I shall weep for mine Oh, come back, my own true love And stay a while with me If I had a friend all on this earth You have been a friend to me 一万マイル さようなら 愛する人 しばらくのあいだ さようなら 遠く離れるけれど きっとまた帰ってくる 一万マイル行ったなら そう 一万マイル 愛しい人よ もしかすると もっと遠くまで 岩は溶け 海は干上がるだろう わたしが二度と帰らなければ ほら みえるでしょう 小さなハトが ツタの絡んだ木にとまり ひとり静かに嘆いている わたしと同じに 愛する者を想って どうか帰ってきておくれ わたしの愛する人よ そしてしばらくそばにいて この地球上で 誰かを友と呼ぶならば それはあなたのことだから (訳:みほ) - - - - - ■これからの予定 ■販売中(ライブ会場と伊丹のお店にて)
by andonsha
| 2023-02-03 16:04
| 演奏記録
|
Comments(0)
|
カテゴリ
twitter
以前の記事
最新の記事
最新のコメント
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||